日本人で勝つメジャーリーグ

メジャーリーグに挑戦中の日本人選手を応援します!!

ヤンキース田中将大2018開幕投手ならず

4年連続ならず

 2015年・2016年・2017年と3年連続で開幕投手を任されていた田中将大(29)だが、2018年はその座を譲る事が3月18日未明(現地時間3月17日)に発表された。

田中の代わりに開幕投手を務めるのは昨季14勝230奪三審とシーズン通して安定感のあるピッチングを披露してサイヤング賞候補にもなった、ルイス・セベリーノ(24)になりそうだ。

田中は2番手

田中はローテーション 2番目に位置する予想である。

昨年7月のトレードで加入したソニー・グレイ(28)が今シーズンもチームに残留したため、先発陣は昨年より厚みを増している。

ここまでのオープン戦では防御力11点台といまいち調子は上がっていないが、ブーン監督は「大事な試合は田中に」と信頼している様子。

5年目は昨シーズンのプレーオフで見せた快投をどれくらい見せてくれるだろうか。

2018年3月12日イチローマ軍復帰後練習試合初出場

        「ノーヒットでも感触上がった」

 

現地情報3月11日にマ軍復帰後のオープン戦に1番レフトで出場し、会場からはイチローコールが 飛び交った。

打撃内容は3打数ノーヒット(2三振)だったが、2打席目ライナー意味のレフトフライを放って、イチローらしいバッティングを見ることが出来た。

イチロー古巣マリナーズ復帰

         ファン待望6年ぶりの復帰!!

 

 現地アメリカは3月5日、スプリングトレーニングも半ばにさしかかり、各チームが練習試合を活発に行っているさなかも、昨年末から続くFA市場の停滞は続いており、未だに50人近くの選手が未契約の状況である。

イチローもFA選手50人の1人だったが、今日2018年3月6日の午後のネットニュースで「イチローマリナーズ復帰」という情報が目に飛び込んできた。

今年はもしかしたらメジャーリーグイチローを観られないかと心配していたところに、メジャーデビューしたチーム「シアトルマリナーズ」への復帰というファンにはたまらないけっかとなった。

ほっそんの一言

今回の契約合意の理由は、マリナーズ外野陣に故障者が多くその補填のためである。

イチローマリナーズとの関係性からするとドライなイメージに思えてしまうが、年齢を考慮すると妥当な結果と言えるだろう。

故障者が多いと言うことは、開幕まで良いコンディションを維持していれば、「開幕イチロー」が観られることになる。

試合に向けての準備に関してイチローの右に出る選手を見つけるのは至難の業だ。

ともかくイチローの2018年がスタートした。

ワクワクする春はもう間近だ。 

牧田の起用法を考える

 パドレスと2年契約

昨年末西武ライオンズからポスティングでの移籍を表明していた牧田和久(33)が、2018年1月6日にサンディエゴパドレスと2年400万ドルで契約が成立した。

近年メジャーリーグでは希なアンダースロー投手を欲しがるチームはいくつかあると予想の結果、ピッチャーの総合力が低いパドレスに決まったのは納得できる。

シーズン50試合以上登板

メディアでは再契約を決めたチームの守護神ハンドへつなぐセットアッパーとしての起用を予想してるが、僕はロングリリーフも視野に入れたフレキシブルな登板もあると考えている。

牧田のテンポが良く少ない球数で打者を打ち取るスタイルは、先発投手が試合序盤に打ちこまれたビハインドの状況でも試合の流れを変えるリズムを生み出してくれるはずだ。

勝負できる武器を多く持っている牧田、このオフシーズンには連投やロングリリーフもこなせる体力作りに力を入れてほしい。

平野佳寿ダイヤモンドバックス移籍決定

 

 今オフFAでの海外挑戦を希望していたオリックス・バファローズ平野佳寿(33)が12月22日にアリゾナダイヤモンドバックスへの入団が決まった。

2年契約で年俸6億ドル(2億9000万円)という内容だった。

ダイヤモンドバックスというチーム

 今シーズンのダイヤモンドバックスは投打のバランスが良く、シーズン93勝でシーズン終盤にはそれまで圧倒的な強さを誇っていたドジャースに迫るほどの強さを見せた。

来期も打の中心であるゴールドシュミットと絶対的エースの元サイヤング投手のグレインキーを軸に安定した成績を残すと予想している。

平野のポジションは

 今シーズンのクローザーを担ったフェルナンド・ロドニーがミネソタツインズに移籍することが平野の入団決定の1週間前に決まった。

このタイミングから平野のクローザーという可能性を僕は考えている。

平野の一番の武器であるバックスピンがかかったストレートを開幕前のオープン戦で首脳陣に見せることが出来れば、クローザー平野は十分あり得る。

来シーズンの楽しみがまた一つ増えた。

ジャンカルロ・スタントン ヤンキース移籍決定

オールスターチーム復活か!!

 2017年オフのヤンキースのレジェンド「デレクジータ」氏のCEO(最高経営責任者)就任を機に、大幅な人員刷新を開始した。

その活動の目玉には今シーズン主力として活躍した選手を移籍させチームを一から作ることだ。

しかしジーター氏の中長期的戦略の予測を僕は試みたが、もう少しスケジュールが進まないかぎり、イメージがわかないのが正直なところである。

ともかく新CEOの移籍リストのトップに上がっていたのが、フライボールレヴォリューションの象徴「ジャンカルロ・スタントン」である。

パズルの完成よりケミストリー

 スタントンの移籍先にはヤンキース以外にドジャースレッドソックスが候補に挙がっていて、ドジャースが最有力というニュースが目立っていた。

個人的には毎年手堅い補強を年末の移籍シーズンに行い、デイヴィッド・オルティスという勝利を確実にするクラッチヒッターが昨年引退していこう、絶対的得点源が不在のレッドソックスではないかと予測していた。

しかしスタントンが選んだ次のチームは、名門ヤンキースだった。

ヤンキースにはスタントンと同じく50本以上のホームランを放ち新人記録を打ち立てた「アーロン・ジャッジ」や強打のキャッチャー「ゲイリー・サンチェス」若手のタレントが揃っており来シーズンが楽しみなチームである。

日本人としては同チームに所属する田中将大の勝利数の積み上げへの貢献に期待したい。

上記しているように若手のタレントが揃うヤンキースであるが、ジャッジとサンチェスは右のパワーヒッターでスタントンと同じタイプである。

 

来シーズンから指揮を執るアーロン・ブーン新監督がパワーヒッタートリオをどう起用して、ケミストリーの化学式を組み立てるのか今から楽しみである。

背番号17入団会見

日本時間午前8時ちょうどに、大谷翔平のロサンゼルスエンゼルス入団会見が行われ、日本の報道番組でも生中継された。

会見は球団社長・GM(ゼネラルマネージャー)・ソーシア監督と首脳陣の挨拶から始まり、壇上の横に設置された席で自分のスピーチの番を待つ大谷は少し緊張が見えた。

会見会誌から10分ほど経過して、いよいよ大谷の出番が来た。

壇上に立つ前に来ていたスーツの背広を脱ぎ、真新しい背番号17のユニフォームに袖を通した。

背広を脱いでシャツの下に隠れた筋肉はより一層盛り上がって見えた。

メジャー野球への備えがすでに始まっていることが窺えた。

和やかなスピーチ

スピーチは英語か日本語かと、予想を巡らせていたが、今回は自己紹介以外は日本語、

いつものインタビューで見せるマイペースな大谷だった。

話している間は緊張している様子はなく、語りかけるようなスピーチを観衆は静かに聞いていたが、大谷の口から「優勝」というワードがでたときは一気に会場全体が盛り上がった。

大谷から最も聞きたかったワードに違いない。

その後も入団会見は滞りなく進み、最後には先日結婚したこれからチームメイトになるマイク・トラウトへお祝いメッセージを送るなど、リラックスした雰囲気でスピーチは終了した。

ロサンゼルスエンゼルス大谷翔平の第一歩である。

素直におめでとうと言いたい。